一昨年、主人が俳句仲間の御婦人から白山吹というものの鉢をいただいてきました。その年は(ヴェランダの隅においたために)迂闊にも、花を見落とし、気づいた時は実になっていました。
でも、白い、まん丸い実の鈴なりは見事だったので、写真に撮って、その方にお送りした(ここにも載せていただきました)ところ、別の鉢が送られて来ました。それには、次の手紙が添えられていました。「庭にはいろいろな植物の実生が雑然と生えているので、間違えて申し訳ない。写真は白式部。白山吹の方を送る」。
昨年は、どちらも咲きませんでした。
一年おいて、今朝その花をみつけました。 式部の方ずいぶん遅く、芽がポツリポツリと出始めたところです。 |