大層失礼いたしました。私には「純然たる雀」に見えたのですが、慌てて見直したところ、目を中心とした顔の部分は、なるほど鷹だと感じました。足も雀にしてはしっかりし過ぎですね。粗忽で申し訳ありません。
私も三寸も、別に忙しくはないのですが、写真がないので、参加を控えていました。 三寸の俳句ですか。先日誇示した久女気取りの迷句(芝離宮吟行用)は、自分でも気が引けたのか、改作したようです。
(旧)蓬莱へ初歩の落葉の音なりけり (改)蓬莱の落葉は踏めば砕けけり
なるほど、妙な思わせぶりを捨てて、現象を直截的に捉えたのは成功でしょう。今の時季、全てが乾燥していて、落葉がこうなることは十分納得できます。三寸としては上出来でしょう。その代り、句の品格は・・・、そんなもの、三寸には百年早い!
12月は神楽坂吟行なので、あらかじめ苦吟しているようです。
白壁の路地を圧する寒さかな 横丁に菊を焚く香は小路まで 見番の障子真白く閉ざしたる
はてさて・・・。2番目の句、あのあたりは、たとえば神楽小路を進むと、途中から左へ更に細いみちくさ横丁という風に、迷路のようになっているそうで、三寸はその感じを出したいらしいのですが、彼にはまず無理でしょう。 |