の分解写真(06) 2009/06/24(改3)/ 前へ 次へ

手揮琵琶の定型

左手は引き下げ左股関節の前に下ろして腕は孤形。 右手は前方に押す力と左手の前腕部と掌背で下を押さえる力のバランスをとる。 上体は前方斜め左に向けていく。 両手の労宮同士を合わせ、体は正面をむく。

右手は掌心を上にして右股関節の横を通り、左足の膝はゆるめる。 ゆるめている左手を腰の右回転に伴って前にのばし、 中指を中心として徐々に掌を返していく。

さらに上体を少し左に回していく。 左足は右足の内側を通って後ろにさげ、つま先から着地させると同時に     右足つま先を徐々に東に向ける。体は左に回す。

体を右に回すに合わせて右手は止まることなく弧を描いていく。 視線は南を向く。 右後方45度で右手は肩の高さ掌心は斜め上。

上体をさらに左に回していく。 左手は掌心を上にして左股関節をとおって 左斜め上方へと運ぶ。そのときは右手は掌心を前に向けて少し前方に差し出す。 それから小指を軸にして掌心が上になるように回転する。

目線は遙か前方を左指先の上を越してみる。肩の力を抜く。 胸は伸びやかに開く。

顔は北を向く。右手の掌心は上。
上体を左に回すに合わせて左手は肩→肘→手首の順に開く。 右手は少し前方に押していく。

倒巻肱の動作は左右左右と4回行う。

3,4,5の体の向きは同じだが6で初めて体の向きを前方に向ける、

右肘を曲げすぎて鋭角にならないように。 指先は右目の横に(耳の高さを超えない)弧を描いてもってくる。 右肘を曲げたままで立ち上がらない。左足は右足の側を通る。 左手は少し引き下げる。 手首を沈めて座湾にして「推掌」を行う。