5分間養生功ようじょうこう (2009/08/02)

予備式

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静寂な森の中、松の木に囲まれたお寺の中に 居ると想像して下さい。
両足を揃えてまっすぐ立ちます。 肩と腕はゆるめて両手は大腿部の外側に付ける

第1式

気を抱く

両足を肩幅に開き全身をリラックスします。 両腕を回し両手でお腹を抱くようにし、腰をすこし落とします。目を軽く閉じ 気を集中して雑念を捨てます。

第2式

気を取り入れる

両手掌を頭の両側を斜め前に引き上げ前を向け全身をリラックスします 目を軽く閉じ労宮ロウキュウより 大自然のエネルギー身体の中に取り入れます。

第3式

気を引っ張る

息を吸いながら両足を伸ばし両手を左右に分けます。息を吐きながら 腰を落として両手を向かい合わせ寄せます。掌を左右に分けるときは 気の糸を引くように掌を近づけるときは気の玉があるような気持ちで行います。

第4式

気を戻す

息を吸いながら両足を伸ばし両手の労宮で気を集めて丹田 タンデン に戻します。息を吐きながら腰を沈め両手を抱くようにします。

第5式

仏を拝む

腰を沈めて全身をリラックスし胸の前で掌をあわせ 仏を拝むようにします。松の森に囲まれた古い寺の中にいるような 気持ちを想像して下さい。

第6式

ほほを膨らます

両足を伸ばし両手を重ねて丹田におきます。 (男性は右手をおき、その上に左手を重ねる。女性はその逆) 頬を36回すばやく 膨らませます。口の中にたまった唾液を3回に分けて飲み下します。

唾液

その効用は、消化作用、潤滑作用、溶解作用、保護作用、体液調節作用、 排泄作用、抗菌作用、浄化作用、緩衝作用、再石灰化作用、 味覚活性作用、解毒作用、などなどがあります。

労宮ろうきゅう

その位置は 両方の 手のひらの ほぼ中央にあり、 気のパワーが出る大切なつぼです。特に元気がないときはここを刺激させる。

丹田たんげん

その位置は ヘソ下指幅4本ぐらいの所です。