タマネギは、ユリ科の多年生植物で、原産地はペルシャ地方といわれています。
このように、西洋では古くから使われていたタマネギですが、日本へは明治10年ごろといわれています。
したがって、中国では西洋種のネギという意味から洋葱(上海)と一般に呼ばれていますが、日本と同じように玉葱とも呼ばれています。
タマネギは成分表でみる限り、ネギと比べてもエネルギーや糖質がやや勝る程度です。そして、あのツンとくる独特の辛みと刺激臭は、硫化アリルという成分で、消化液の分泌を助け、新陳代謝を盛んにします。
これらの刺激物質は揮発性ですから、タマネギを切った時にガスとなって発生し、目の粘膜を刺激して涙が出るのです。
タマネギには発汗作用もあり、感冒風寒などの、軽度の発熱と悪寒といった風邪の初期の症状によく効きます。
いつも大収穫。
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