山・川・公園/ ウォーキング/ ぶらり探訪/ 海岸/ ダイヤモンド富士/ 園芸種/ 家庭菜園/ オープンガーデン/ 神奈川県花めぐり/ 野草/ 水辺の鳥/ 山野の鳥/ カワセミ/ 生き物/ 三浦七福神 / トップページ

カタクリ
(ユリ科/カタクリ属)

(撮影場所:カタクリの里/撮影:2006/03/24*)


語源

優しく控えめな春の妖精!
花の付けない片葉の葉の模様が鹿の子に似ているので「片葉鹿の子」。これが「カタカゴ」になり、さらに転化して「カタクリ」になった。また、実がクリのいがの中にある1つ1つの実に似ている事から、「片栗」と呼ばれるようになったという説もある。/ 温帯性夏緑林の林床に生える多年草

分布 日本全土
生育地 山野
花期 4〜5月
草丈 20cm


04/04/06
(H2)



カタクリの里






カタクリは古く万葉集(19巻4143大伴家持)にも詠み込まれ、
   もののふの八十娘子らが汲みまがふ
        寺井の上の堅香子(かたかご)の花
で詠われる堅香子がカタクリであるというのが定説。
   別名 「 ハツユリ 」 「 カタカゴ 」 /
花言葉は、「 初恋 」 「 寂しさに耐える」
独特の反り返った花形は、蜜を吸いにくる虫が舞う気温になった時だけ 花を開いて花弁を後ろにそらす。その結果、雄しべと雌しべしかつまるところがないために 虫が花粉だらけになるようになってる。