■■ 桃岩展望台コース ■■(礼文島)

桃岩展望台から元地灯台の距離は2.5kmである。桃岩歩道は 高山植物の宝庫。見かける花の種類の多さにはびっくり。
しかも岩場など変化に富んだコースであり、当日は風が強く吹き飛ばされそうになったけど 怖いという気がしなかった。途中10分間ぐらいは海霧がかかり、幻想的でした。
山一面に高山植物が息づきまさに花の浮島という感じで想像以上の景色に当分は頭から離れそうもないです。




元地灯台

利尻富士

猫岩

桃岩

元地海岸

キンバイの谷




エゾノハクサンイチゲ(蝦夷白山一華)

花の浮島・礼文島はハクサンイチゲでおおわれてます。

どこをいってもこの花の群落が見られます。 この群落に寄り添って咲いてるのがピンクのレブンコザクラと紫のミヤマオダマキです。

一度、この風景に触れると頭から離れません。この世の天国!

チシマフウロ(千島風露)

北海道や東北地方より千島の方が自生が多いのでつけらた

エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)

漢方薬「生薬」の名前で 球根「塊茎」を蒸してから日光に当てて乾燥させたものを延胡索といった。

レブンキンバイソウ(礼文金梅草)

漢方薬「生薬」の名前で 球根「塊茎」を蒸してから日光に当てて乾燥させたものを延胡索といった。

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)

惜しげもなくあっちこっちと咲いてる。うっとりします

キジムシロ(雉筵)

花の後に葉が大きくなり、キジが休めるような広さになるので。ムシロはワラでできたのもで ゴザのようなもの。

オオバナノエンレイソウ

大きな白い花びらが3枚あるエンレイソウ。湿原に咲き花は上を向く。この花は北海道大学のバッチになっています。

イワベンケイ(岩弁慶)

日当たりのいい岩場や砂瓦礫に自生する。丈夫だから弁慶とつく

レブンハナシノブ(礼文花忍)

北海道北部に分布する固有種/礼文島と釧路地方の原野に分布。あたまでっかち。

レブンコザクラ(礼文小桜)

崩れたり踏まれたりして裸地でも早く侵入するそうです。

ホソバノアマナ(細葉甘菜)

球根「鱗茎」を煮て食べると甘みがあるので。野山の野草で美味しいのは「菜」がつく。

エゾクロユリ(蝦夷黒百合)

キンバイの谷から。花が暗紫褐色で遠くから見ると黒っぽい

ミヤマオダマキ(深山苧環)

キンバイの谷から。花が暗紫褐色で遠くから見ると黒っぽい

ハクサンチドリ(白山千鳥)

[白山]に数多く生息することと花の形が千鳥(数多くの鳥)の飛んでる姿を連想させることから「チドリ」と付きました。

サクラソウモドキ(桜草擬)

鐘状の花を下向きにつけることから。島のあちこちで見られる

ミヤマクロスゲ(深山黒菅)

初めて見たときはタヌキにそっくり。 2000m級の山に育つ植物と書いてあった