楫の三郎山（かじのさぶろうやま）

ここ楫の三郎山は、対岸の三崎にある郷社海南神社の祭神藤原資盈公が貞観6年（８６４）、 故あって、九州博多を出帆し、途中暴風にあい漂流の末、三崎に着岸されました。 このとき、御座船の楫とり役を司どっていた、家臣三郎をこの山に祀り、 楫の三郎山と呼ぶようになったと伝えられています。　
また、資盈が「我が住むべき地があるか」と問われたので、

三郎が、そのとっていた楫で占って、楫が落ちた処に鎮座、これが神号となったとも伝えられています。 　大正初年頃までは、この山に、主の大蛇がすんでいるから登ると、 たたりがあるといういい伝えがあり、誰一人登ったことがなかったと言われております。 　今では、航海の安全と大漁を祈願する、漁業関係者の信仰が厚く、 毎月7日・17日・27日に、特に多くの人々が、参拝に訪れております。　
(平成６年１月　三浦市 )

灘ヶ崎:なだがさき
バスの最終駅で降りてそこから観光のお店の通り道を行って海岸に出る道（地図の売店コース）ともう一つはバス停の奥にある 楫の三郎山と通り灘が崎に向かう道とがあります。ここでは釣りをしてる人がよく見かけます。

岩だらけ

海岸コース
海岸側を歩きます。岩礁のため道はデコボデですのでゆっくり歩きます。 目を遮るものはなにもないので気分爽快です。

長津呂の磯
千畳敷の広々した続く岩場は格好の磯遊びポイントです。ここから城ヶ島一週の小舟に乗ることもできます。 その小舟の発着場はこの場所です

青い大海原と砕ける白い波。美しい大自然に囲まれたことを実感できる。
晴れた日には相模湾をへだて富士を望むことができます

土・日・祝日は年中混雑してます。おみやげ物売り場の店員も親切でまた食べ物は 新鮮でおいしい。

城ヶ島灯台への入り口です。旧階段を上るとすぐそこにあります。
城ヶ島灯台は明治３年（１８７０年）横須賀製鉄所首長フランス人ヴェルニーにより 西洋式灯台として設置点灯されました。

このレンガ造円形、灯高基礎上５．７６ｍの灯台は大正１２年（１９２３年）９月１日の関東大震災によって、 一瞬に建物の基礎から倒壊し、大正１５年（１９２６年）８月１日に改築されたのが現在の灯台です。 灯台は船舶が安全に運行するための大切な施設です。