たばこ産業を裁く 日本たばこ戦争(2000/07/02)
■内容紹介文は次のとおりです
1998年5月、長年喫煙した結果肺がん、肺気腫、喉頭がんにかかった患者7人が、 日本たばこ産業株式会社(JT)その歴代経営者、そして国を相手どって、東京 地裁に「たばこ病訴訟」を提訴した。

2年におよぶ裁判では何が争われているのか。アメリカやカナダの政府はたばこ訴訟で原告側に立ち対策を進めているのに、日本の政府はなぜ被告席についているのか。関係者への徹底取材と未公表資料にもとづき、毎年9万5000人の命を奪っている「たばこ問題」の核心に迫る、日本たばこ戦争最前線からの報告。

■おもな内容と筆者は
巻頭言 富永祐民(愛知県がんセンター研究所長)
第1部 ドキュメントたばこ戦争
 ドキュメントたばこ病訴訟 保坂義久(ルポライター)
 たばこをめぐる内外の攻防 安間節子(フリーライター)
第2部 たばこ病訴訟の論点
 現代たばこ戦争を戦う 伊佐山芳郎(たばこ病訴訟弁護団長)
 「たばこ病」の疫学 津田敏秀(岡山大医学部講師)
 たばこは歴史をこえた文化だ JT広報部に聞く
第3部 たばこ大国日本の深層
 たばこ事業法と大蔵省の拡販政策 渡辺文学(禁煙ジャーナル編集長)
 巧妙なイメージ戦略 保坂義久
 JTの秘密ファイル 保坂義久+実践社編集部
 インサイダー(内部告発者)の証言から
 肺がんの流行と医学界の功罪 林俊郎(目白大学教授)
 タバコビジネスこころえ十則 氷鉋健一郎(タバコ問題ペンくらぶ代表)
コラム たばこ戦争の政治論 山本成よし(禁煙運動家)
資料 WHO神戸会議・神戸宣言/厚生省「健康日本21」関連箇所

■編者の「禁煙ジャーナル」はこんな新聞です。
たばこ問題の核心に迫る月刊の専門紙(渡辺文学編集長)。1989年4月創刊。当時 は『タバコと健康』という紙名だったが、91年1月から『禁煙ジャーナル』に改題。

たばこ事業法の撤廃、海外の対策、CMや自動販売機の規制、禁煙教育や職場分 煙の推進などをめぐる最新情報と鋭い問題提起が掲載されている。全国各地の禁 煙・嫌煙団体の関係者、医師、教育者、公衆衛生関係者など執筆陣も多彩。

お問い合わせ・購読申し込みは、たばこ問題情報センター(〒102-0072東京都千 代田区飯田橋2-1-4九段セントラルビル203号、TEL03-3222-6781  FAX03-3222-6780)まで。

■全国主要書店にあります。お問い合わせ・ご注文はお近くの書店または、前記 ・禁煙ジャーナルか出版社(下記)までお願いいたします。実践社は 住所:〒335-0002 埼玉県蕨市塚越2-18-6
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