術後の運動

入会平成十五年六月手術/平成十五年五月七十四歳/指導員
術後、五年目を迎えます。
手術時に、右の頚部に 転移の疑いがあるとの事で切除されました。その為、 右肩が下がっています。
その影響が今頃まで出てきています。胸の動惇、 息切れ、息苦しさ、むかつきからの食欲不振等です。
病院では、悪い所はない、健康ですと言われました。
整体術の先生は、全ての原因は、身体の歪みから来 ているので、切除された部分の筋肉が少しでも回復 すれば、かなり回復すると言われました。
事実右腕を上げる運動をしたら、間もなく動惇は治りました。
この状態を回復するのは、自分の努力しかないと思 います。どのような運動をすればいいか、アドバイ スをお願いします。

(平成20年:神奈川銀鈴会会報35号)

手術時に肩にゆく神経の切断、リンパ節を含む頚 部の廓清術が行なわれたと思います。結果として、 筋肉が痩せ、放射線の照射等でひきつれがあり、肩 が下がると想像します。
リハビリが一番大切です。
特に、ご自分に合った もので、日常的に出来るものを探すことです。例え ば、風呂でマッサージする、体操する、コルセット を使うとかです。
徐々に高齢化も考え、健康診断を含め、心臓、肺 臓の検査も考えに入れたら ( 主治医との相談も含め ) と、思います。

(専門医)