会報「日喉連」27号(H.9)から




ニュース:食道発声用補声器の完成近づく!!
 




 平成9年2月14日の日喉連の役員会でN会長より、「食道発声用発声補助装置」が来年(平成10年)3月に完成すると発表があった。これは、平成3年頃より研究、開発の構想を進められたものです。
平成5年9月22日付の日経新聞に「喉頭がん患者の声、形態装置開発へ、通産省工業技術院」と大きな記事が掲載されました。そして平成7年2月に通産省補正予算で「発声補助装置の開発研究費」として総額6億円が決定されました。来年(平成10年)3月に完成品となる。
 補声器は食道発声特有の低い声を健常者並の声に修正する発声補助装置です。
食道発声が出来ないと優秀な補声器ができても猫に小判です。がんばろう。