1 発声の基本練習を励行する。
(1)完全吸引法で空気をしっかり吸い込み、正常な口型で正しい母音発声を数回やる。
「アーイーウーエー才ー」く毎朝数分間実行する>
(2)唇を閉じたまま、鼻がら吸引した後、鼻音を出してみる。
「ンーンーンーンーンー」
(3)唇を開けて吸引し、そのまま唇をリラックスさせて「ス」の無声音を数回やる。
「スースースースースー」
(4)「サ」行の発声を正確にやる。(「サ」行と「タ」行の区別を明瞭にする。)
「サーシースーセーソー」<すし(寿司)とつち(土)の区別>
(5)「ナ」行の発声を正確にやる。(声を鼻に抜いて響をよくする。)
「ナーニーヌーネーノー〕<二ッポン・・などの反復練習>
2 アクセノト,イノトネ-ションをつける。感情をこめ.めりはりをきかす。
(1)雨-飴,朝-麻,赤-垢,葦一足,石-意志,墨一隅・・など区別をはっきりとさせる
(2)御機嫌いかがですか?今日は何曜日ですか?ご家族は何人ですか?・・語尾をあげる
(3)今日は、本当に、暑いですね。なんて、すぱらしい跳めでしょう・・感情を出す
(4)厚く御礼を申し上げます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。・・丁寧に
(5)継続は力なり、一生続ければ必ず実を結ぶ。徳は、一朝一夕で身につくものではなく、継続した努力を重ねることによって、はじめて叶えられる。・・朗読調に
3 誤解を招きやすい発声特に濁音、半濁音その他特殊発声等は口をしっかり動かすこと。
(1)金と銀など、特に判別困難なものの反複練習。「銀鈴会の金曜教室」など
(2)「はJと「あ」は基本的に判別困難であるのて、「は」の練習を徹底してやる。
(3)拗音発声は特に口をなめらかに.歯切れよく発声する。(焼酎.樹氷,表彰・・)
(4)スピーチ朗読などの文章の朗読が不明瞭にならないように注意する。
(5)不明瞭な発音での早口発声は禁物。自分では相手に通じていると恩い反省がないので一向に改善されない。