イメージして空気を 日喉連会報第29号(H11)より
昨年6月、北里大学のK教授の食道発声法の授業を見学させていただいた
興味を感じてノートにした点のいくつかを振り返ってみます。

空気を呑め、呑めと言うだけでは十分理解できないでしょう。
具体的にイメージできるように説明してあげましょう。

大粒の梅干しくらいの大きさの空気の球をイメージしてください。
はいそのイメージした球をぐぅと呑み込んでください。
そしてゴックンと入ったらすぐに、食べたものを吐くように「ゲー」と出してください。

軽く出るはずです。肩に力を入れないで、やってください。
声を出そうとして力むと肩に力が入って、声になりません。
かえって、血圧や心拍への影響が心配です。


イメージして空気を入れ、出すときは軽くです。

私が最初に空気を呑み込んだときの感想です。