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銀鈴会に入会した時の思い出あれこれ
長谷川 正一(横浜中級教室)


 私は平成23年4月に神奈川銀 鈴会に入会しました。
 未だ何も話せず、筆記用具とEL を持って、一人で入会手続きをしま した。 ELは、病院に入院中にELを習 いました。手術してから二週間しか 経たず頚の腫れも引かず、顎のまわ りにELを当てて発声の練習をし、 有る程度出来るようになりました。
入会時に月曜日のEL同好会にも入 り、食道発声と共に練習する事にし ました。五日目に、原音が出て非常 に嬉しかったのを覚えています。
お 茶飲み法(飲み込み法) で二音、三 音、五音が出る様になりました。

 飲み込む時の、雑音ググ、グーと 困りました。何とか消したいと思い、 東京、神奈川、埼玉の銀鈴会、阪喉 会のホームページを開き、片っばし から食道発声に関する資料をプリン トアウトし、読み漁り、飲み込み法、 注入法、吸引法が有る事を知りまし た。飲み込み法では、スムーズな会 話には結び付きません。

 空気を飲み込む時の、喉の音が耳 について気になる。
吸引法への切り 替えには苦越しました。腹式呼吸の 練習には教室への行き帰り、夜布団 の中で練習を毎日過りました。吸引 法への切り替えは何カ月も掛りまし たが最近ではやっと出来る様な気が します。
一吸いで、一音、二音、三 音の連続発声、長音の発声と出来る 様に成って来ました。発声の時、お はよう、こんにちは、のアクセント がフラットでなかったり、口を閉じ たりと悪い癖が有り鏡を見たりして 注意していますが、つい追ってしま います。

 空気を吸い腹庄をかけ、第一声を 出す様に心掛けています。
まだまだ 空気の取り込みが十分でなかったり してます。腹式呼吸の練習、一音、 二音、三音の連続発声、長音発声、 頸の体操など毎日実施したいと思い ます。

 毎日練習しなければ声量は落ちる と思います。
 為せばなる、為さねば為らぬ何ご とも 為さねば、為らぬなり。  上杉鹿山の 「為さねば為る」 の名 言です。此れからも頑張ろうと思い ます。
 入会以来93回目になります。 欠席は2日位です。

神奈川銀鈴会の会報第39号(平成24年9月)から掲載しました